Top >> 家具ログindex >> 第173回 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館(じゅうひんかん)家具ログ
2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート 
2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
毎年9月に、家具の産地・飛騨の高山市で開催される「飛騨の家具フェスティバル」。今年も9月6日〜10日の開催期間に合わせて、飛騨へと向かい、住賓館とお付き合いのあるメーカーを訪問してきました。
今回の家具ログでは、その様子をレポートします。
日本の美意識と飛騨の匠の技を世界へ。体感型展示スペースも
2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ

2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
「飛騨の家具フェスティバル」は、飛騨木工連合会が中心となって、飛騨の家具、飛騨の匠の技術のすばらしさを紹介する家具の祭典です。
メイン会場での展示やイベントはもちろん、各メーカーのショールームでも新作や話題作、ロングセラー家具などが展示され、家具に携わる業界人にとっては情報収集や商談の大切な場となっています。
また、最近は外国のバイヤーの姿も目につき、飛騨から世界へ、日本の美と飛騨の心を発信し続けるという思いが、世界に伝わりつつあるのが感じられました。
今年のテーマは、「自然との共生〜森に生かされ、森を活かす〜」ということで、メイン会場のホール中央に「飛騨の家具ホテル」が登場。各メーカーの家具が混在したラウンジスペースでは、実際に好きな席に座ってお茶することもでき、展示を見るだけでは感じられない飛騨家具の魅力を体感できると、話題になっていました。
ショールーム巡り 〜見て、聞いて、触って・・・
今回の飛騨高山出張では、ショールーム訪問を重視し、各メーカー担当者と直接コミュニケーションを取りながら、新作やプロパーアイテムの情報収集や追加入荷などを積極的に行いました。
■日進木工
日進木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
日進木工の家具は、繊細でありながら丈夫、軽量で扱いやすく、北欧スタイルのデザインも人気があります。また、シンプルなデザインなのでシリーズ違いでもコーディネートしやすく、シーン展開しやすい家具が揃っています。
日進木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
日進木工のショールームで心ひかれたのは、個人的にも大好きなSof(ソフ)シリーズの本革仕様のソファです。
住賓館では現在、同シリーズのファブリック仕様のソファを展示していますが、本革仕様は見るからに質感の良さを感じ、座った触感もしっとり、しっかりした感じがあります。本革の魅力は、使い込めば使い込むほど艶と深みが出ること。愛着をもって長く使い続けることができます。
日進木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
こちらのBSC-533は、ロングセラーを続ける人気ソファ。流れるような細身のアームの美しさは、今でも見るものを魅了します。
3人掛けソファでも1畳の空間に収まるコンパクトタイプなので、断捨離や一人暮らしが多い今の時代にも合い、Sof(ソフ)と共に10年後も取り扱いを続けたいソファです。
日進木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
こちらのテーブルは、昨年、日進木工創立70周年を記念して、川上元美さんがデザインした70 settanta(セッタンタ)シリーズ・HARU(ハル)のテーブルです。昨年も気になったテーブルですが、今年もやはり心ひかれました。
天板は、天然水晶(石英)と樹脂をプレスして開発された人造石のサイルストーンで、大理石のような輝きと耐久性を兼ね備えています。また、この天板とブラックウォールナットの脚とのバランスも絶妙で、モダン空間にも北欧スタイルの空間にもおすすめです。
■柏木工
柏木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
柏木工と言えば、絶大な人気を誇るCIVIL(シビル)シリーズ。背面がスポーク(丸棒)で構成されたスタイリッシュな椅子は、住賓館でも問い合わせが絶えない人気商品です。
スポークをモダンに活かす技術力とセンスは、さすが柏木工と言えますが、一方で重量感のあるWILDERNESS(ウィルダネス)シリーズも、1986年の誕生以来ロングセラーを続ける人気シリーズです。
柏木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
今回ショールームで、このWILDERNESS(ウィルダネス)シリーズのニューバージョンに座ってみました。
もともと底づきのないしっかりした座り心地のある椅子ですが、ニューバージョンは腰サポートがしっかりとして安定感があります。
時代を超えて愛され続けるWILDERNESS(ウィルダネス)は、常に進化し続けています。
柏木工 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
こちらは、CHIC(シック)シリーズの新作ソファです。両サイドのアームフレームで本体を挟み込んだスタイルで、シンプルながら細部まで丁寧な仕事が施されています。
同じく本体をアームで挟み込んだCIVIL(シビル)ソファとは、また違う軽快さがあり、人気アイテムになる予感がします。
座面は程よい硬さでしっかりした座り心地なので、立ち上がりもラクにできます。和室にも合うソファです。
■飛騨産業
飛騨産業 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
住賓館オープン時よりお付き合いのある飛騨産業は、CRESCENT(クレセント)やPROVINCIAL(プロヴィンシャル)など、ロングセラーを続けるシリーズが多く、時代の流れでライフスタイルや流行が変わっても、根強い人気があります。
飛騨産業 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
飛騨産業のショールームでは、今年もPROVINCIAL(プロヴィンシャル)コーナーをしっかりチェックしました。
展示品はほとんど変わっていませんが、ここにいるととても落ち着きます。
確かな造り、高度な浮造りや塗装技術など、本物の味わいを感じられる家具は、暮らしに不変の安らぎを与えてくれます。
PROVINCIAL(プロヴィンシャル)は、飛騨産業との長いお付き合いから住賓館だからできるフルオーダーにも対応しています。
カントリー家具でありながら、コンクリートの打ちっ放しの空間にも馴染み、暮らしに合わせて1つずつ揃えていく方も多く、海外暮らしの方にも人気があります。
■イバタインテリア
イバタインテリア 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
イバタインテリアは、市場の動向やニーズを的確に捉え、需要と供給のバランスのとれたコストパフォーマンスに優れたメーカーです。
飛騨の匠の技を継承しつつ、最新技術も積極的に取り入れながら、より品質の高い家具をつくり続けています。
イバタインテリア 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
イバタインテリアのショールームで気になったのは、Sign(サイン)シリーズのソファ・LSO-K179です。
ブラックウォールナットとオークのコンビで構成されたフレームには、高い技術力が投入され、シンプルで直線的なデザインながら質の良さを感じます。
また、Sign(サイン)シリーズの特長でもある、節入りのウォールナット材を使うことで、天然木の自然な表情を楽しむことができ、全体のアクセントにもなっています。
Sign(サイン)シリーズはアイテムも豊富で、トータル展開できるのも魅力です。
■SWING (スウィング)
SWING(スウィング) 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ログ
SWINGは、飛騨の家具フェスティバルには出店していませんが、住賓館はSWINGの善通寺店でもあるので、飛騨高山出張の際にはショールームや工場を訪れます。
ここでは、社長から一枚板やブックマッチテーブルの魅力や目利きポイント、人気素材の流行など、いろいろと教えていただきます。
厳選したテーブルの説明はいつも明快で信頼でき、安心して入荷できます。
SWING(スウィング) 2017「飛騨の家具フェスティバル」&メーカー巡りレポート | 住賓館・家具ロ
このブラックウォールナットのブックマッチテーブルは、この時にオーダーしたものです。
一本の丸太を製材した時に隣り合わせになった2枚の板を、本を開いたように組み合わせて接ぎ合わせたテーブルで、このテーブルでは、センター部分にも皮が入り、全体を引き締めています。
節一つない美しい木肌で、これほどのテーブルは1年に数枚作れるかどうかの希少なもの。
とても価値の高いテーブルです。
今年も飛騨の家具フェスティバルに伴うメーカー訪問では、中身の濃い情報収集やレベルの高い家具との出会うことができました。
実際に現地を訪れ、専門家の話を聞き、家具に触れることで、お客様に対しても自信を持って詳細にお伝えすることができます。
気になることがあれば、いつでもお声をお掛けください。ご来店いただくのはもちろん、メールや電話、FAXでもお受けいたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。
365日、毎日更新! 知りたい情報、得する情報満載の「住賓館ブログ」
Googleストリートビューもチェック
毎日更新の「住賓館ブログ」。店舗同様365日年中無休でお届けします!
この「住賓館ブログ」では、住賓館に展示している北欧スタイルの飛騨高山の家具、広島府中など国内の家具産地の家具、イタリアや世界の有名ブランド家具、話題のベッド、マットレス(シモンズ、シーリー、サータ)、ウォーターベッドなどの家具やイベント紹介に加え、納品事例やメンテナンスの修理事例もご紹介しています。
ライブ感覚でどんどん発信していますので、ぜひチェックしてみてください。

> > 住賓館ブログ
http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/

住賓館ブログ

また、ご自宅のパソコン、スマートフォンから住賓館店内を360度パノラマビューで閲覧できるGoogleストリートビューも展開中です。
こちらもぜひご覧ください。
> > Googleストリートビューで住賓館の店内を見る