SIMMONS（シモンズ）の名を一躍有名にしたのは、高級ホテル・ウェスティンホテルの「ヘブンリーベッド」です。雲の上の寝心地と称される通り、ふわふわと包み込まれるソフト感と寝心地の良さに宿泊客が感動し、多くの人が自宅用にと求めたことで話題になりました。そのベットこそ、SIMMONS（シモンズ）のベッドなのです。

SIMMONS（シモンズ）は、1870年に誕生し、1925年にポケットコイルマットレスの商品化に成功したアメリカの老舗ベッドメーカーです。
日本では、ライセンス契約を結んだシモンズ株式会社が、静岡県の自社工場でシモンズブランドのベッドやマットレスを生産しています。

今回ご紹介する「カスタムロイヤルニューフィット」は、コイルスプリングの高さ、スプリングの線径、キルティングパターンなどを丁寧に掛け合わせてソフトな寝心地を追求したマットレスです。
１つ１つのポケットコイルが独立した点となって身体を支えて体圧を分散し、身体の凹凸や重さ、動きに合わせてフィット。やからかく包み込まれるような感覚で眠りにつくことができます。
詰め物に頼らず、ポケットコイルの利点を生かしてソフトな寝心地を実現させたマットレスです。

「カスタムロイヤルニューフィット」のポケットコイルは、SIMMONS（シモンズ）の中で一番細い線径1.7mmの鋼線を使い、高さ約33cmのコイルを約21cmに圧縮した8.25インチコイルを採用しています。
細い線径で弾力性のある圧縮コイルにすることでクッション性が高まり、さらにポケットコイルを並行配列にすることで、よりソフトな感触で身体を受け止めてくれます。

横になると、一つ一つのコイルが身体を支えるので、凹凸や重さに合わせてマットレスがフィットします。ソフトな感覚の中で自然な寝姿勢がとれるので枕なしでも眠ることができます。

ピロートップの表面は、タック・アンド・ジャンプキルト仕様。小さなキルティング模様が間隔をあけてちりばめられています。縫い留める部分が少ないのでボリューム感が生まれ、やわらかく身体を包み込んでくれます。

ソフトな寝心地のために詰め物を多くするマットレスが多い中、「カスタムロイヤルニューフィット」はポケットコイルのスプリング力でソフト感を実現させているため、ピロートップに余計な厚みはありません。
詰め物が多いと詰め物に負担がかかって劣化やヘタリも早くなりますが、少ない層でも効果を発揮する素材を使い、ポケットコイルのスプリング力で身体を受けとめることで、ソフトでありながら耐久性に優れたマットレスを実現させています。

「カスタムロイヤルニューフィット」の厚みは、約370mm。今回は高さ250mmのボトムにセットしているので全体で620mmあります。ただし、ソフトなマットレスで沈み込みもあるので、高めのボトムやフレームにセットして650mmにするのが理想的です。

今回ご紹介したマットレスのサイズは、ワイド1520mm、長さ1950mmのクイーンサイズですが、シングルやセミダブルのコンパクトサイズでも自然に身体が沈み込んでフィットするので、ラクな姿勢がとれます。限られたスペースの寝室でもホテルの寝心地を得ることができます。
また、ワイドサイズは1800mmまで50mm間隔でオーダーでき、長さも2100mmまで変更が可能です。お手持ちのボトムやフレームに合わせてサイズオーダーできます。

【Coordinate】
「カスタムロイヤルニューフィット」のソフトな寝心地をより心地よくしたいのであれば、スプリングボトムをセットしてダブルクッションスタイルにすることをおすすめします。今回は、セブンベッドの住賓館オリジナルボトムをセットしてみました。
マットレスとボトムの相乗効果によって体圧分散性が増し、ソフトに身体を受け止めながらも自然な寝姿勢がとれ、高級ホテルの寝心地を体感できます。もちろん耐久性も増します。
また、ヘッド部分にはシカモアミガキ仕様のボードをセットして、落ち着いた中にもモダンなベッドルームを演出してみました。