AUTHENTICITY(オーセンティシティ）SOFA B�Uと言えば、前板から後板まで接合部を介しても途切れることのない美しい木目のラインを見せるアーム部分や複雑で立体的なフォルムを見せる後ろ姿など、高度なつくりと芸術的な美しさを併せ持つソファ。2009年に発表されたソファですが、今でも新鮮な感動があり、住賓館でも人気があります。

それほどレベルの高いソファですが、住賓館では背と座のクッション部分のさらなるレベルアップを提案。土井木工やクッション製造メーカーの担当者と打ち合わせを重ねて住賓館オリジナル仕様のクッションを完成させました。

座のクッションには、既存のウレタンの上に20mm厚のウレタンを1枚追加。背には10mm厚のウレタン2枚を既存のウレタンを挟むようにセット。従来のソフトな座り心地は残しつつ、しっとり感としっかり感をアップさせました。
後ろにもたれかかるとしっとりと体を包み、立ち上がるときはしっかり感でサポート。座り心地はより快適に、立ち上がり動作もラクになるクッションになりました。

オリジナル仕様のクッションは、フェザーの戻りも良くなりました。長時間座っていても立ち上がった時に座り跡の戻りが早く、ウレタン補強により耐久性もアップ。へたりにくくなり、いつでも美しい状態のまま長く使っていただけます。

AUTHENTICITY(オーセンティシティ）SOFA B�Uの”美しすぎる“アームは、今回も芸術品の域。前脚から上部のアームへと一枚の板を鋭角につなぎながら木の目は途切れることなくスッーと通り、何度見てもため息がでますが、その技術力の高さにも驚かされます。

背のフレームもブラックウォールナットの無垢材を使い、段違いに配した横木に、大蟻組みやフィンガージョイントなどの高度な加工技術を施した縦の部材を連続的に組み込んで仕上げています。
横から見ると斜めに組み込まれていますが、これは気持ちのいい座り心地を追求して生まれた角度。普段はクッションで隠れている部分もご覧の通りの美しさ。土井木工のモノづくりに対する真摯な姿がここからも感じられます。

以前ご紹介したSOFA B�Uのファブリックは、上品で落ち着きのあるパープル色でしたが、今回はブルーグリーンを選びました。この色もブラックウォールナットのフレームによく映え、北欧スタイルの空間やモダンスタイルの空間にも合います。パープルとはまた違った空間づくりができます。

・開梱
土井木工から届いたばかりのAUTHENTICITY(オーセンティシティ）SOFA B�Uは、しっかりと梱包されています。
まずは、外枠の段ボールをはずしていきます。
ソファはビニールで丁寧に包まれ、フレーム部分には傷つかないように発泡スチロールで保護してあります。
段ボールの底にはベニヤ板が敷かれていました。これなら脚も傷つかず、底抜けもありません。土井木工の丁寧な仕事ぶりは、梱包にもいかされています。

・セッティング
ソファは、背、座のクッションを個別にビニールで包装した上で全体がパッキングされています。これなら雨や汚れを防いでセッティングできます。
住賓館では家具に近い包装を解く時には、家具を傷つけないように小さめのカッターを使います。
全体を包んでいたビニールをはずしたら、ご希望の場所にフレームをセッティングします。
フレームの場所が決まったら、クッション類の個別包装をはずしながらセットしていきます。
すべてをセッティングしたら全体を確認して完了です。

◆Recommend
土井木工のAUTHENTICITY(オーセンティシティ）SOFA B�Uは、どなたにも自信を持っておすすめできるソファです。土井木工と住賓館のお付き合いは長く、日頃から連絡を取り合うだけでなく、マメに本社を訪れて密なコミュニケーションを取っているので、今回の様な仕様変更にも対応してもらえ、お客様により快適な家具をお届けできます。
また、本社では、毎回木材倉庫や工場も訪れ、ご注文のあった家具の素材選びから製造工程まで確認することもできます。もちろん修理やメンテナンスにもきちんと対応でき、購入後も安心してお使いいただけます。
土井木工の家具に関していは、日頃から信頼関係を築いている住賓館だからできることもたくさんあります。AUTHENTICITY（オーセンティシティ）や土井木工の家具についてご要望があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。