最近の家具業界全体の傾向としては、材料となる木材不足が深刻です。 加えて円安による輸入材の高騰や資材の値上がりにより、メーカー側は製品を値上げせざるを得ない状況にあります。 さらに消費税増税が追い打ちをかけ、材料難なのに売れない。売りたいのに材がない・・・といった多重苦に陥っています。 こうした状況を受けた消費者側の傾向はというと、値上げ以前の頃に比べると今のほうが購入価格が下がっているように思います。 セット買いよりも、“椅子1脚だけ”“テーブルだけ”の単品を厳選して購入されるケースが増えています。 ダイニングセットなどセット買いする場合は、ネームバリューのある有名ブランドよりもコストパフォーマンスのあるメーカーの家具を選択しているようです。 また、来店時にはすでにお目当てのメーカーやブランドを決めて来られる方が多く、その家具についての下調べもしっかりされています。 以前のように、お店に並ぶ家具をいろいろ見ながら、「どれにしようか」と迷ったり相談されるのではなく、お目当ての家具についての詳細な質問や購入後のメンテナンスなど、専門的で具体的なご相談を受けることが多いのが現状です。 そこで今回は、業界やお客様の最近の傾向を踏まえた上で、住賓館がこの秋冬におすすめする家具や注目メーカーをご紹介します。 |
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コストパフォーマンスで注目の飛騨家具メーカー・イバタインテリア | ||
曲木や角ホゾ構造など、優れたの匠の技に、最新機械の加工技術を融合させたイバタインテリアの家具は、高品質でありながらコストパフォーマンスにも優れ、人気の飛騨家具メーカーの中でも、今お客様の間で注目度が高いメーカーです。 カントリーデザインからモダンデザインまで、レベルの高い飛騨の家具づくりで定評があり、住賓館ではダイニングセットなど、セット買いされるお客様に人気があります。 |
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ネームバリューよりも座り心地や感触が決め手 マルイチセーリング「Ban(バーン)」 〜住賓館オリジナルの革張りバージョンも〜 |
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住賓館のソファ部門で一番問い合わせが多いのが、このマルイチセーリング「Ban(バーン)」です。 海外や国内の有名ブランドのソファよりも、同レベルの品質でコストパフォーマンスのいいソファが求められる今の時代、100%国産のこのソファに人気が集まるのは当然とも言えます。 腰を絶妙な硬さとクッションで押してくれる抜群の座り心地。背の角度調節によりローバックにもハイバックにもでき、ハイバック時の頭の当たりの良さは、一度その感触を味わうと離れられなくなるほどです。 しかも2P両肘タイプ横幅2100ミリのソファで14万8000円〜。(2014年9月現在) さらにわが家に合わせて組み合わせのできるアイテム設定とサイズ展開、ファブリックのバリエーションも豊富で、布やソフトレザーに加え、住賓館オリジナルの革張りバージョンも選択できます。 上質の革張りバージョンは、どんな海外ブランドにも負けないソファに仕上がります。 また、革張りならお手入れも簡単です。 最近は購入後のメンテナンスについてのご質問も多く寄せられますが、「Ban(バーン)」に関してはクッションのヘタリから張替えまで、住賓館ではこれまで多くの実績とノウハウを持っているので予算やご要望に合わせて対応できます。 ● 住賓館・家具ログ第112回 http://www.jyuhinkan.co.jp/002kagu_log112.html |
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北欧スタイルの“美しすぎるコタツ” 日進木工「geppo(月歩・ゲッポ)」 |
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人気の「geppo(月歩・ゲッポ)」シリーズの中でも、2012年の発売以来住賓館で最も売れているアイテムが、この円形コタツです。 販売店限定商品の「geppo(月歩・ゲッポ)」シリーズは、全国でも取り扱い店が少ないため、県内外から問い合わせがあり、県外へも多くお届けしている家具です。 ナラ無垢材を使用し、天板の美しい柾目と面小口の丁寧な仕事、曲げ木やフィンガージョイントなど高度な技術を駆使して仕上げた強固で美しい造り。コタツでありながらもリビングテーブルとしても一級品の佇まいを見せ、一年中使える機能性は今の時代のライフスタイルにもピッタリです。 いまどきの表現をすれば、“美しすぎるコタツ”といったとこでしょうか。 |
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人気のピン角テーブル イマダ「Lista(リスタ)」 |
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最近人気のテーブルは、ピン角でメンテナンスが楽なこと。 ピン角とは、天板の角が直角なテーブル。スタイリッシュで潔く、洗練されたイメージがあります。 イマダの「Lista(リスタ)」は、ピン角ながら天板の厚さは42mmあり、スタイリッシュでシンプルながらも落ち着いた重厚感もあります。 セラミック塗装、オイル塗装を選択できるので、お手入れを楽にしたいのならセラミック、自然の風合いを楽しみたいならオイル塗装をおすすめします。 ちなみにオイル塗装もワックス掛けやオイルの再塗装で汚れやキズを目立たなくできます。 また、最近お客様からご質問のある「セラウッド塗装」ですが、こちらは「ウレタン塗装」同様、塗膜で素材を保護するので輪染みや熱、紫外線に強く、「オイル塗装」のような木の風合いを残した塗装です。「ウレタン塗装」よりも木目の表情がキレイに出ます。 それぞれにメリット・デメリットがあるので、普段の使い方やメンテナンスについてはお気軽にご相談ください。 |
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木材を豊富に持つ強み 土井木工 レベルの高いテーブルに注目 |
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材料難の今、長い年月をかけて集めてきた豊富な木材を持つ土井木工の強みは、質の高い材料を使って他のメーカーではできない、レベルの高いマニアックな家具を作ることができることです。 主力であるAUTHENTICITY(オーセンティシティ)のソファはもちろん、今住賓館が注目しているのは、その豊富な材を使って作り上げるテーブルです。 土井木工にしかできない木合わせ、デザイナーによるデザインと木工の熟練職人の木組みが融合することで造りあげられる美しさと耐久性を持つ造り。すべてに本物を追求した家具を作り上げることができます。 |
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イタリア・ドイツの海外ブランド家具 よりプレミアムな家具をお届けしたい |
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住賓館が考えるこの秋冬の海外ブランド家具は、どの家具店でも購入できるものではなく、住賓館だから手にできる希少な家具、住賓館でしか手にできない限定家具などをご提案していきたいと思っています。 そのためには直接海外メーカーとコンタクトを取り、オーナーや担当者と打ち合わせをし、レベルの高い、よりプレミアムな家具をお届けします。 イタリア家具については、メールだけでなく直接現地へ飛び、素材や造りをしっかり目利きし、よりよい家具づくりのための話し合いを重ね、こだわりの家具をご提供します。 もちろんこれまで実績のある海外ブランドの家具もお客様のご要望に合わせてお取り寄せいたします。 世界の有名ブランドにも引けをとらない革質の良さで定評のあるドイツ・erpo(エルポ)社の本革ソファや入荷するとすぐに売れていくイタリア・サコモディ社のトラッドソファなどは、これからも積極的に取り扱っていく予定です。 また、ここに挙げた以外のメーカーやブランドで気になる家具がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 できるだけご要望にお応えしていきます。 |
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