住賓館の多彩なリフォーム&メンテナンスメニュー
ご自宅でのお手入れ法も丁寧にアドバイス
いよいよリオオリンピックが開幕。
しかも夏の高校野球も重なってスポーツ好きは1日中テレビの前から離れられない日々が続きそうですね。
さらにこの時期はお盆休みもあり、今年の夏は家で過ごす時間が増えそうです。
ところで、家にいる時間が長くなるとソファの傷みが気になったり、テーブルの汚れが目についたりします。
そこで今回は、住賓館だからできる家具の修理やメンテナンス、ご家庭でのお手入れ法などをご紹介します。
イス1脚のグラつき直しから、キャンピングカーのシートカバー作りまで
今年20周年を迎えた住賓館では、家具の修理やメンテナンスについても実績を重ね、製造メーカーでは対応できないケースや納期やコストがかかる場合には、住賓館のオリジナル工房でお受けしています。
そのメニューもソファの張り替えやクッション補強、テーブルのふき直しやイスのグラつき直しなどの修理はもちろん、サイズや形状変更などのカスタマイズやリメイク、ウォーターベッドのメンテナンスなど、多彩なメニューに対応しています。
その経験と実績から、今ではご家庭用の家具だけでなく、業務用の家具やヨットのソファ修理にも対応。最近では、キャンピングカーのシートカバーをお作りしました。
このお客様の場合、犬と一緒にキャンピングカーで旅をするので、汚れにくくお手入れも簡単にできるシートに変えて欲しいとのご依頼でした。
そこで、現状を確認するとカバーリングタイプではなく張込み式のシートだったため、シートの形状に合わせて上から被せるカバーをお作りすることをご提案。素材はお手入れしやすいソフトレザーにしました。
このように住賓館では、お客様お一人おひとりのご要望やお悩みを解決するリフォームやメンテナンスを行っています。今お使いの家具で気になることや不具合がある場合は、お気軽にご相談ください。
ご依頼の内容によってメーカーで購入時のカラーや素材で修理するか、オリジナル工房で対応するかをしっかりと話し合いながら決定していきます。
もちろん、メーカーとオリジナル工房それぞれの場合でどこまで修理できるか、コスト、納期を明確に提示した上で作業を進めます。
ほんの一例ですが、セール商品のご紹介
お目当ての商品は早めに対応を
【メーカー対応】TOGO(トーゴ)ソファの張り替え・ウレタン補充メンテナンス
ligne roset(リーン・ロゼ)社のTOGO(トーゴ)は、世界のロングセラーソファだけに、メーカーによるメンテナンスシステムが充実しています。
簡単な汚れであれば、業務提携しているダスキンの出張クリーニングサービスを利用でき、汚れ防止加工や防菌処理加工もできます。
このお客様の場合は、ligne roset(リーン・ロゼ)社とライセンス契約している広島県のドリームベッドで、ファブリックの張替えとウレタン補充を行いました。
実はこのお客様はこれで2回めの張替えですが、長年使われていても新品同様の高いレベルで回復できました。見えない裏面まで丁寧に仕上げられています。
技術力も高く、料金やメンテナンス内容も明確なので安心して依頼できます。
【オリジナル工房対応】アンティーク感を残したテーブル天板のふき直し
このお客様のご要望は、カラーをあまり濃くせず、アンティーク感を残した天板のふき直しでした。
そこで脚部のカラーを参考に色を調整し、天板の表面のやわらかい浮造り仕上げをそのまま残して仕上げました。
こうした繊細な色合いや質感を出すのは難しいため、直接職人と密な打ち合わせができるオリジナル工房で対応しています。
【メーカー対応】15年前の食器棚と洋服ダンスの丁番メンテナンス
こちらはお客様が約15年前にお求めになった土井木工の人気シリーズ・ウッドジョイの食器棚と洋服ダンスの扉の丁番メンテナンスです。
長年の使用により丁番が折れてしまったそうです。そこで土井木工に問い合わせると、同じ型の丁番が手配できるとのこと。
確かなモノづくりにこだわるメーカーは、メンテナンス対応もしっかりしています。
【オリジナル工房対応】ヨットのソファシートの修繕
ご依頼を受けて訪れたのは、ご自宅ではなくヨットハーバーでした。
ヨット内に設置している1人掛けソファの肘部分のメンテナンスで、表面の革はそのまま使い、ソファ内部の木部との接触を少なくするというインナーのみの修繕です。
ご家庭の家具以外でも取り外すことができたり、パーツに分かれるものであれば、オリジナル工房でメンテナンス対応できます。
業務用家具の補強や復元でメンテナンス技術の向上を図る
住賓館では、店舗で使う業務用家具のメンテナンスも行っています。
特にレストランなどの飲食店で使用する椅子は、家庭用以上の耐久性を必要とするためお客様との話し合いで、購入時に補強を加えることがあります。
こちらの椅子は、東亜林業のダイニングチェア・マキシマ280の脚にグラつき防止加工を施した業務用仕様です。
前脚と後脚の4箇所をネジ補強し、その上からクサビを入れていきます。
脚の曲線ラインに合わせてクサビを切り、ペーパーをかけて塗装。
クサビは色が染みこむため、何度も手塗り作業を繰り返して仕上げていきます。
一方こちらは、20年以上店舗で使用していた同じ東亜林業のダイニングチェアを復元させたものです。
すでにグラつき防止加工は施されていたので、座面を張り替え、インナーのウレタンを補強し、木部フレームは自然なイメージでふき直しました。
背の籐張りは、専門職人が少なくコストがかかるため、今回は現状のままふき付け作業しただけですが、背板を入れたり、レザー張りにすることもできます。
このように業務用のメンテナンスや復元作業を行うことで培われた技術や経験は、家庭用家具のメンテンナス技術も向上させます。
住賓館ではこれからも積極的に技術向上に努め、修理やメンテナンスはもちろん、さらに高い技術レベルを要するアンティーク家具のメンテナンスにも挑戦していきたいと考えています。
家庭でできるメンテナンス
お気に入りの家具を永く使い続けたいのであれば、ご購入前にお手入れしやすい家具を選ぶのも一つの方法です。
例えば、ソファであれば背と座が一体型でなくセパレートタイプのもの。テーブルならシミが残りにくいウレタン塗装仕上げなど。
ただし、オイル仕上げでも定期的にメンテナンスすれば、自然な風合いや使い込むほどに深まる色や艶を楽しみながら永く使い続けることができます。
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日進木工のCOTYシリーズのサイドテーブル
CTT-638のオイルメンテナンス
http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/52168674.html
また、ご家庭で簡単にお手入れできるグッズもいろいろあります。
ファブリック(布地)のソファにおすすめなのは、「テキスタイルプロテクターW」。
水溶性でありながら撥水と汚れ防止効果を兼ね備え、スプレーすると繊維の一本一本がコーティングされて水滴や皮脂の浸透を防ぎます。効果も長持ちするので、お手入れサイクルも長くラクです。
ただし、肌触りを気にする方はスプレー後固くなる可能性もあるので、目立たないところで試してからご使用ください。
一方、革の家具には、Leather MASTER(レザーマスター)のメンテナスキットがおすすめです。
レザーマスターは1986年に革製品のクリーニングと保護・保革を同時に行うキットとして世界で初めて発売したブランドで、住賓館でも革のメンテナンスに使用しています。
ただし革でもアニリンやプロテクトレザー、ヌバックなど種類があり、お手入れ法も違ってきます。
ご質問いただければ、ご希望のお手入れ法をアドバイスいたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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