今年は、他とはちょっと違うとんがった家具や特長ある家具の展示にもチャレンジします。
といっても、単に変わりものの家具や流行り廃りが早い家具ではなく、10年後に展示してあっても魅力的な家具として受け入れられる家具を厳選してご紹介します。

住賓館では、飛騨産業のPROVINCIAL（プロヴィンシャル）やCRESCENT（クレセント）、柏木工のCIVIL（シビル）、土井木工のAUTHENTICITY(オーセンティシティ）など、ロングセラーを続ける家具も多く取り扱っています。
発売当初は、斬新なデザインや素材使い、機能性などで注目されても、それだけに終わらない魅力がロングセラーを続ける家具にはあります。
最初は奇抜さで注目された家具が、いつしか定番となり、色褪せない魅力を持って存在し続ける...。
そう言った家具を信頼できるメーカーやブランドから厳選して、その魅力をしっかりとご説明しながらご提案していきます。

住賓館ではこれまで、各メーカーにご協力いただいて、オリジナルモデルの家具を製作してきました。
昨年は、土井木工とは変形テーブル、松創とはシカモアミガキ仕様の変形テーブル、トーアとシマモトとはバーズアイメープル仕様のダイニングセットを作りました。

また、KAYA工房のネイルシリーズのイージーチェアをワインローズの本革仕様にして飛騨高山の工房まで引き取りに行きました。
さらには、土井木工のAUTHENTICITY(オーセンティシティ）のソファのクッション部分のレベルアップを図るため、石川県のティーズモービレ本社工場まで行って打ち合わせをして、ウレタン補充などを施したハード仕様の住賓館オリジナルモデルを完成させました。
日々の接客やメールでのお問い合わせなどでお客様の生の声やご要望に直接対応している住賓館だから出来る、今のライフスタイルや暮らしのシーンに合ったオリジナルモデルをメーカーの方と一緒に製作していきます。

今後は、引っ越しにも対応できるコンパクトな変形テーブルやアイテムの充実、ミガキ家具に関しては、昨年開発したグレー系のオリジナルカラーのアイテムをシリーズ化していきたいと思っています。グレーのミガキ家具は、モダンな空間とも馴染み、他とはひと味違う落ち着いた空間を演出できます。

住賓館が大切にしている「イス1脚からはじまるおつきあい」。最初はイス1脚の買い替えでも、その後のメンテナンスやインテリアのご相談に応じて長いおつきあいを続けることで、より快適な空間づくりができます。どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
また、お部屋まるごと、1軒まるごとのトータルコーディネートにも対応しています。ご希望するお部屋のイメージや間取り、カラーに合わせて家具を組み合わせたり、小物類で演出したりしながら、全体をコーディネートしていきます。

例えば、子ども部屋3室をコーディネートする場合は、お子さんの個性に合わせたテーマを設定。高齢者の寝室の場合は、リビングよりも寝室で過ごす時間が長く、ベッドでは本よりもテレビを見ることが多いため、寝室にソファを置くより、横寝でテレビが見られるベッドを充実させることをご提案します。

また、最近の住宅メーカーでは、リビングを充実させる傾向にあり、リビングを広くとって、ソファでくつろぐスタイルが多いようですが、住賓館では、特にリビ充家族には、ダイニングテーブルを中心にすることをご提案しています。
テーブルは変形テーブルにすることで、使い方や座るポジションで一人でも家族でも、その時々で快適に過ごすことができます。
くつろぎスペースにはソファではなく、パーソナルチェアをセット。
ソファを置くのであれば、横寝ができたり、座面に上がってくつろげるソファをおすすめします。
ペットがいる場合は、メンテナンスしやすい家具を選びます。
住賓館では、個々のライフスタイルに合わせて、使用目的やお部屋の環境、家族構成やお手持ちの家具など、トータルにお聞きした上で最適な家具をご提案します。

住賓館は、2018年3月で22周年を迎えます。これまで築いてきたメーカーとの信頼関係や情報力で培った確かな目で、「本物」と呼べる家具を世界中から集めてご紹介してきました。

飛騨高山や府中などの有名ブランドの取引店限定シリーズや独自ルートで仕入れる一点ものの直輸入家具など、他店にはない家具を多く取り扱っていますが、その中で今年注力したいアイテムは、ここ数年追求している変形テーブルです。変形テーブルは、視線がぶつからずに会話でき、お部屋の形やスペースに合わせて効率的にセッティングできます。

土井木工と一緒に完成させたオリジナルモデルの変形テーブルの天板は、豊富な材料を持つ土井木工だからできる木合わせの美しさがあります。フルオーダー仕様なので、サイズや素材変更も自由にできます。また、土井木工と言えば、素材、座り心地、デザイン性にこだわったAUTHENTICITY(オーセンティシティ）のソファが挙げられますが、今年は同シリーズの箱物にも力を入れたいと思っています。

変形テーブルでは、松創と作ったミガキ仕様の変形テーブルもおすすめです。
グレー系のオリジナルカラーで、イスや箱物の製作も予定しています。

イスではやはり軽量で北欧スタイルを得意とする日進木工を中心に、飛騨高山のメーカーや徳島のトーアの商品をご紹介していきます。

一枚板など木の美しさで選ぶならSWING。
ウォールナットの美しさと豊富なアイテムで人気のMasterWal（マスターウォール）もLD関連だけでなく、今年はフレームなど寝室関連のアイテムも充実させます。

海外ブランドでは、ドイツのerpo（エルポ）のソファがおすすめです。
ドイツのクラフトマンシップの伝統を受け継ぎ、設計の精度、デザイン性、仕上げの品質で定評があり、最新技術を取り入れた機能性の高いリラクゼーションソファは秀逸です。

今年も一人ひとりのお客様に満足いただける家具を集めて快適なインテリア空間を演出します。
また、ご質問やメールでのお問い合わせに関しても迅速に対応いたします。どうぞお気軽にご相談ください。