「北欧スタイルの家具を探すなら住賓館へ」。 そう言われる店づくりを目指す住賓館では、飛騨高山の家具を中心とした北欧スタイルの家具を集めた提案型コーナーを設けています。 その核となるのが日進木工です。 シンプルでモダンなデザイン、細身の繊細なフォルム、軽さと強度を両立させる高度な製造技術。 住賓館でも日進木工の家具は高い人気を集めています。 そこで今回は、日進木工営業部課長の高橋雅一さんとのインタビュー対談の続編をお送りします。 |
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10年早い!と言われた「軽くて丈夫な椅子」 | ||
【住賓館】 日進木工が得意とする「軽くて丈夫な椅子」は、どういう背景から生まれたのですか。 【日進木工・高橋様】 家具の中で椅子づくりが一番難しいと言われています。 ダイニングチェアは家具の中で一番動かすことが多く、毎日使用するものです。 そこで日進木工では「軽くて丈夫」な椅子づくりにいち早く取り組み、日本の住環境や生活スタイルに合った細身でシンプルなデザインの椅子を提案するようになりました。 軽くてシンプルなデザインの椅子は今でこそ時代にマッチしていると言われますが、 日進木工がオリジナル家具製造に取り組み始めた頃は、家具といえば木材をふんだんに使い、ボリューム感と重量感のあるものが高級家具だと思われていたようです。 当時はまだまだ重厚な家具が主流。販売店からは「10年早い…」「地方では売れない…」と言われ、苦労したと先輩方から聞いています。 しかし、使い勝手の面で、そのボリュームや重さに困っているというお客様の声もありました。 【住賓館】 確かに日進木工の「軽くて丈夫な椅子」は、今の日本の住環境や生活スタイルにピッタリの家具として自信を持っておすすめできます。 それは「10年早い」と言われてもブレることなく、日本の暮らしに合うシンプル&モダンの家具を追求し、その技術とノウハウを常に進化させた家具を作り続けているからでしょう。 |
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20年、30年後にも「買ってよかった」と思える家具 | ||
【住賓館】 最近住賓館では、介護施設や病院から家具のご相談を受けることが増えています。 その時必ずご提案するのが日進木工の椅子です。 ご高齢者の場合、椅子の座り心地も大切ですが、「背中で座る」「手で座る」と言っていいほど背や肘部分の造りがもたらす安心感も大切です。 体にフィットする背もたれは長時間座ることができ、握力のないお年寄りでも肘があって握りやすい造りであれば、座っている時も立ち上がるときも安心です。 日進木工の椅子は、特にこの肘部分の機能とデザインに優れています。 例えば「Natural Brown(ナチュラルブラウン)」のコンパクトパーソナルチェアNBC-315の場合、肘を乗せる部分はゆったりしていて、先端部分は細くつかみやすく、立ち上がるときにも自然と楽に立つことができます。しかもそのデザインセンスが素晴らしい。 細部に渡り、ここまで計算して丁寧に作っているメーカーはないでしょう。 この安心感と軽量から日進木工の椅子をおすすめしています。 これからの高齢化社会の中で、日進木工の椅子はますます注目を集めていくと思います。 |
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【日進木工・高橋様】 ご高齢の方々に日進木工の家具をご提案いただいてありがとうございます。 しかし、若い世代の方にも是非共、日進木工の家具をご提案ください。 日進木工ではお客様の中心ターゲットを30代半ばに置き、安全で丈夫な永く使える家具を製造しています。 20代、30代の方にご購入いただいても、メンテンナンスをしながら、高齢になっても使い続けることの出来る家具です。 もちろん永く使い続けていただくためには、購入時の若い感性にも合い、先ほど話題に上がった肘置きや握り手のように年を重ねて必要となる機能面も求められます。 |
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飽きのこないシンプルなデザイン、軽くて丈夫で壊れにくい構造、安心して安全に使える家具を追求し続ける必要があります。 20年、30年経っても「あの時この家具を買ってよかった」と思っていただけるように−。 永く愛着を持って使っていただくためにはどうすればいいのかを考えながらモノづくりに取り組んでいます。 |
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ちょっと異色の新しいシリーズ 住賓館初登場「Sof(ソフ)」 |
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【住賓館】 この3月に住賓館が新たに導入したSof(ソフ)シリーズは、大変人気のあるシリーズだと聞いています。 その魅力を教えてください。 【日進木工・高橋様】 Sof(ソフ)は、1998年に発売したOval(オーバル)シリーズの後継機種として誕生したシリーズです。 Oval(オーバル)はその名の通り、オーバル=楕円の美しい曲線をデザインに生かしたシリーズです。 Sof(ソフ)のデザインベースも楕円で、全体的に小石の様なかわいい印象です。 Sof(ソフ)の最大の魅力は、掛け心地です。 背と座の当たりがよく、体を包み込むような快適な座り心地です。 背の当たりは日進木工が得意とする曲げ木を施し、柔らかなカーブを描く幅広の背はどのような方が腰掛けても快適です。 またウレタンの成形の座面は、座るとしっくりと腰に馴染み、こちらも快適な座り心地を実現しています。 Sof(ソフ)は2010年発表の新しいシリーズですが、今とても人気があり、幅広い年齢層に御購入いただいています。 「軽くて丈夫」な日進木工の他のシリーズとは異なりますが、ワイド&ローの安定感のあるシンプルなデザイン、掛け心地、もちろん日進木工の厳選した素材使いや加工技術も活かさ れています。 新しいタイプのシリーズが登場したことで、これまでにない新たなファン層の開拓にもつながっています。 |
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さて、 軽くて丈夫。安心、安全な家具を永くお使いいただくために 作り手が語る日進木工インタビュー。 次回は、 ・家具選びにも洋服選びの柔軟性を・・・の話 ・肘のつかみ心地と安心感の話 などなど。 来月(2013年5月)ご紹介予定です。どうぞお楽しみに。 |
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住賓館の今がわかる!すべてがわかる! 毎日更新の「住賓館ブログ」をチェック 「Serta(サータ)スタジオ」情報も随時発信します。 毎日更新の住賓館ブログでは、今回ご紹介した日進木工の家具はもちろん、住賓館に展示している北欧スタイルの飛騨高山の家具、広島府中など国内の家具産地の家具、イタリア家具や世界の有名ブランド家具、話題のベッド、マットレス(シモンズ、シーリー、サータ)などの家具やイベント紹介に加え、納品事例やメンテナンスの修理事例もご紹介しています。 ライブ感覚でどんどん発信していますので、ぜひチェックしてみてください。 > > 住賓館ブログ |