RUF(ルフ)社は、1926年にドイツで創業した歴史あるベッドブランドで、ヨーロッパで活躍しているデザイナーとのコラボによるデザイン性の高さと熟練のマイスターによる丁寧なものづくりに定評があります。ファブリックで作られたファッション性の高いベッドは日本でも人気を集めました。
現在日本で販売されているベッドフレームは、ライセンス契約により広島県にあるドリームベッド社の工場で製造されています。
今回ご紹介するマットレスは、RUF(ルフ)の最高位ロイヤルモデルのFHC-RY(ハード)とFSC-RY(ソフト)の2種。FSC-RYはソフトタイプとなっていますが、ミディアムに近い硬めのマットレスです。

FHC-RY(ハード)、FSC-RY(ソフト)のどちらも、7.7インチ小径ポケットコイル仕様。
超高集積の並行配列で、従来の約1.5倍の1080本のコイルを内蔵しています。
体へのフィット感がきめ細やかで、ヘタリにくさや耐久性も併せ持っています。

どちらのマットレスも詰め物部分は7層構造になっています。
違いは、FHC-RY(ハード)は詰め物にハードチップウレタンフォームを採用することで、心地よい硬さに。
FSC-RY(ソフト)はラバータッチウレタンを採用することで、体馴染みのいい、ソフトな感触になっています。
ラバータッチウレタンは、クッション性に優れ、ゴムの復元力に似た弾性で寝返りをサポート。体圧分散にも優れています。

FSC-RY(ソフト)に寝てみます。
こちらは外枠は線径1,5mm、内側は線径1,3mmのポケットコイルが配置されているので、全面に線径1.5mmのポケットコイルが配置されているFHC-RY(ハード)よりも体が沈み込みフィット感があります。寝返りも楽にできます。

立ち上がりはどちらもスムーズ。
硬めのマットレスなのでお尻が沈み込まず、腰に負担をかけずに動けます。

どちらも表面生地に3Dメッシュ生地(夏用)、もう片面を片面はニット生地(冬用)にすることで、夏はサラサラで涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適に過ごせます。

【Select Point】
ハードマットレスは体がマットレスの上に浮いたような寝心地で、ソフトタイプのように体を包み込むようなフィット感はありません。
しかし体が浮くことで寝返りが自然にできれば、体の熱を逃がして涼しい感覚になれます。FHC-RY(ハード)、FSC-RY(ソフト)のどちらも夏に涼しいマットレスとしておすすめできます。
また、ポケットコイルでありながらヘタリを気にせずに使うことができる、両面使える、季節に応じて使い分けができるなど、とても優秀なマットレスです。

◆Recommend
硬めのマットレスがお好みの方や腰に不安がある方、夏でも涼しいマットレスをお探しの方におすすめです。
また、FHC-RY(ハード)は、本当にハードなマットレスをお探しの方に。FSC-RY(ソフト)は、小柄な男性や女性、硬い中にもフィット感を求めている方にぴったりです。
住賓館では、国内外のマットレスを多く展示し、試し寝をしていただいています。硬さや体の部位への当たり具合い、沈み込み加減など、マットレスによって様々です。いろいろ試して自分の体や感覚にフィットするマットレスを選んでください。
セットするフレームや寝室の環境づくりなどのご相談にも応じています。どうぞお気軽にお問い合わせください。