住賓館リニューアルオープン!大感謝祭セールも開催中。 こだわりの家具、こだわりのフロアをぜひご覧ください。 |
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ついに住賓館が、リニューアルオープンしました! 展示家具の1つ1つを吟味し、フロアの床板一枚にもこだわった今回のリニューアル。 改装工事中は、皆様にもいろいろとご不便をおかけしましたが、現在は全フロアをご覧いただけるようになっています。 そこには、今では希少な家具から発表間もない新作家具まで、"本物"にこだわって世界中から集めた家具を展示しています。 中でも北欧家具、イタリア家具、飛騨高山や府中などの国産ブランド家具は、今回のリニューアルのために特に力を入れて集めた家具です。 なお、リニューアルオープンにあわせて現在、大感謝祭セールを開催中です。(2009年12月末まで) 詳しくは トップページ [2009.11.14(土)〜2009.12.31(木)]でご紹介していますチラシのPDFをご参考にしていただいて、ぜひご来店ください。 ちなみに、今回のセールのテーマは、"本物をロープライスで"。 これまでにない思い切ったセール内容となっています。 年末までのロングランセールですが、一点ものが多いため、ご来店はお早めに。 |
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オリジナル家具の自信作も続々完成! 今、イチオシは、伝統の布目漆を施したモダンな和家具 |
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リニューアル後の1つのテーマとして、オリジナル家具やフルオーダー家具にも積極的に取り組んでいこうと考えています。 オリジナル家具については、2009年9月のこのブログで、香川県の伝統工芸である漆芸の高い技術と住賓館でこれまでオリジナルで作ってきた中でも人気のあるデザインを融合させたモダンな和家具を製作中だとお伝えしましたが、その家具がついに完成しました! 構想30日、製作70日の100日かけた自信作です。 まずは、オリジナル布目漆シリーズの「飾り棚」。 いかがですか?シンプルで、凛としていて、洗練された佇まいです。 和家具といってもこのモダンさなら、イタリアモダンの家具とも合うと思いませんか。 朱色はお部屋のアクセントとなり、黒色は食器や小物などが映える色。 この朱と黒の組み合わせもまた、お部屋全体をモダンな雰囲気にします。 黒の部分はタモ材を使い、木の目を生かした漆仕上げ。 朱の部分は本麻布を木に貼って下地を施し、その上に朱漆を塗り、磨き、そうして布目模様を出した後にさらに上塗りをして仕上げています。 |
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木の目を生かした漆仕上げ 「布目漆」塗りサンプル |
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ツヤのある漆もいいのですが、このようにマットでザラザラとした質感と深みのある風合いもすばらしいものです。 年月が経つにつれて朱の色も明るくなり、布目も浮き出てきて表情が豊かになり、さらに味わいが増します。 漆塗りは手間と時間のかかる作業のため、製作日数は70日前後はかかりますが、熟練の職人が丁寧に仕上げた家具は完成度が非常に高く、待つ価値は十分あります。 また、漆の家具は非常に軽く、女性や年輩の方でも簡単に動かすことが出来る上、とても堅牢。日々に扱いやすく、ずっと使い続けることができます。 サイズや色(朱・黒)は、お部屋やお好みにあわせて指定することができます。 |
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次にご紹介するのも、同じ布目漆シリーズの「円卓」。 こちらも自慢の自信作です。 私はオリジナル家具を考える時、「こんな場所で、こんなシチュエーションで使ったらいいなぁ」など、いろいろと想像しながら構想を練るのですが、この円卓の場合は、こうでした。 そこはタワーマンションの最上階。 琉球畳の和室に置かれた布目漆の円卓。 その卓上ですき焼きがいい香りを漂わせる中、眼下の港に入港してくる外国船を眺めながら秘蔵の焼酎を薩摩切り子のグラスで飲む・・・。 おしゃれですね。 でも、こんな都会的な雰囲気の空間にも、この布目漆の円卓はしっくりと馴染むと思います。 世界中から高い評価を受ける日本の漆と、シンプルなデザインだからこそ技術力が必要となるつくり。 どこをとっても"本物"である家具は、どんなスタイルの家具とも、どんな住空間とも合います。 さらに今回は、サイズにもこだわりました。現在展示しているサイズは、円の直径1100ミリ、高さ400ミリと、規格サイズとは少し異なります。 これは、2人ならゆっくり、4人でも対応でき、座布団を敷いてちょうどいい高さにしています。 もちろん、サイズや色(朱・黒)は、お好みで指定できますので、お気軽にご相談ください。 |
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私の場合、時にこだわりすぎて失敗することもありますが、この布目漆シリーズの「飾り棚」も「円卓」も、自慢の自信作です。 ぜひ、実物をご覧ください。 |
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個人から企業まで、フルオーダーにも柔軟に対応。 フレンチカントリー風の白い勉強机には、幼い姉妹もご両親も大喜び! |
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住賓館では、これまでもお客様のご要望に応じて様々なフルオーダー家具に応じてきました。 最近であれば、企業からのオーダーを受けて、会議用テーブルを製作しました。 お客様と何度も打ち合わせを重ね、テーブルの形や脚の仕様などを決め、会議室のスペースなども考慮しながら出来上がったのが、このテーブルです。 会議用と言うことで、上品で落ち着きのある色にしました。 サイズは、ワイド260cm、奥行き100cm。 椅子は詰めれば10脚まで収めることができます。奥行きは話をするのにはベストなサイズです。 天板は突き板のまわりに無垢板を合わせ、裏にはしっかり幕板を取り付けて、そり止めを入れて耐久性を持たせました。 さらに、会議室は2階にあると言うことで、納品の事も考えて天板と脚をバラして搬入できるようにしました。 住賓館では、家具に関するご要望だけでなく、搬入についても細かに対応しています。 この会議用のテーブルで、製作日数は2週間。(2009年11月現在) 迅速な対応も住賓館のモットーです。 |
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個人のお客様のフルオーダー最新作は「白い勉強机」です。 このお客様には小学生のお嬢さんがいらっしゃるのですが、それまで気に入った勉強机が見つからないため、2年生になっても勉強机を持っていなかったそうです。 購入するなら本物志向で、機能的にもデザイン的にも納得できるものを。 そして最大の希望が、「フレンチカントリー風の白い勉強机」。 ところが、見て回ったお店で「白」の勉強机はめったになく、あってもベタ塗りの白。 この方の場合のご希望は、木の目をいかしたフレンチカントリー風の白だったのです。 そこで住賓館では、杉の無垢材を使った勉強机をフルオーダーでお作りすることをご提案しました。 杉の木の目を残しながら白く着色しますが、無垢材を使うので同じ白でも深みのある白に仕上がります。 天板下の引き出しや、机にすっぽり収まる3段キャビネット(一番下はA4サイズが入ること)など、お客様のご希望を盛り込んだフルオーダーで価格は9万円。(2009年11月現在) 来年1年生になる妹さんの分とあわせて2台ご注文いただきました。 |
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打ち合わせでは、私がフリーハンドでイメージを書き込みながら細かな点を決めていきました。 その際、私の方から、2台並べてもバラしても使えるように天板の耳は出さずに両脇も後ろもストレートにすること、キャビネットにはキャスターを付けて可動式にすることなどをご提案しました。 また、本体とキャビネットの天板部分のフロントは皮付きのままの波打った形にすることで、手があたっても痛くないようにしました。 こちらの製作日数は1週間。(2009年11月現在) 納品日に2台を並べて配置すると、お部屋のスペースにピッタリ。 幼い姉妹は大喜びで、ご両親にも満足していただきました。 |
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住賓館では、今後も、日々お客様と接する中で聞こえてくる声や今の住宅事情などを照らし合わせて、デザインやサイズ、
機能など、既製品では満たされない部分を盛り込んだオリジナル家具を製作したり、お客様のイメージ通りの家具やお部屋のデッドスペースにピッタリの後付収納をフルオーダーでお作りするなど、柔軟に対応していきます。 どうぞ、お気軽にご相談ください。 |