一世を風靡したウォーターベッド。なぜ陰を潜めたのか?なぜ根強いファンがいるのか? |
今から15年ほど前、その寝心地の良さから一世を風靡したウォーターベッド。 最近はその陰を潜め、今は「サータ」、「シーリー」、「シモンズ」といったアメリカのベッドに人気が集まっています。 しかし、私は今のアメリカの柔らかで厚いマットレスは、ウォーターベッドに近づいていると思うのです。 ウォーターベッドに寝ると体が沈み込んで、体とぴったり隙間なくフィットします。 どこにもストレスを感じないので寝返りが少なく、眠りを妨げられずに熟睡することができます。 今人気のベッドメーカーが追い求めている寝心地をウォーターベッドは備えています。 私自身、冬場はウォーターベッドを愛用していますが、寝心地ではやはりウォーターベッドがナンバーワンじゃないでしょうか。 では、なぜウォーターベッドが敬遠されるようになってきたか。 ネックとなったのは、「重さ」と「メンテナンス」です。 ウォーターベッドの場合、クイーンサイズ以上だと総量が1トン近くになるので、設計士や建築業者が嫌がるんですね。 地震の時にどうするんだと。 新婚さんが多いコーポや、こだわって軽量鉄骨で建てた家などは、2階の寝室に1トンのベッドを置きたがらない。 また、引っ越しや部屋の模様替えなどの移動では、専門業者を呼んで中の水を抜かなければならないので手間も費用もかかるなど、悪いイメージばかりが広がりました。 |
一度経験すると離れられない寝心地の良さがウォーターベッドにはあります。 |
今、メンテに費用がかかるからと、部屋に放置されたままのウォーターベッドが多いのではないでしょうか。 中には自分で水を抜こうとする人がいますが、中途半端に水を抜いて移動させるとウォーターベッドは復活できなくなります。 水抜きは専用モーターを使って完璧に抜かないと、マット内の揺れ防止ファイバーがよれてしまい、こうなるともう、水を入れてもよれたままで復活できません。 こういった状況から、実は住賓館でもウォーターベッドの扱いを止めようと考えたことがあります。 しかし、ウォーターベッドのお客さんは、やっぱりウォーターベッドなんです。 マットレス(バッグ)買い換えの際に、「サータ」などの他のマットレスを勧めても、ウォーターベッドがいいからと言われます。 一度その寝心地を知ると、出張や旅行先のホテルのベッドでは眠れなくて困ってしまうほどだとか。 確かに、これまで住賓館でも多くのウォーターベッドを販売してきましたが、寝心地が悪いからという返品は1件もありません。 今も私がウォーターベッドの販売やメンテナンスに応じているのは、こういった根強いファンがいらっしゃることと、それだけ自信を持ってご提案できるベッドだからです。 |
技術者、専門モーター常備で、現場作業でスピーディ。 |
住賓館には、ウォーターベッドの水の入れ替えのできる技術者2名が常駐し、専用モーターも備えています。 このため現場でメンテナンス作業ができ、預かり期間中のベッドのない不自由や面倒をおかけすることがありません。 また、香川県内であれば即日対応も可能。 四国全域と岡山エリアにも素早い対応を行っています。 他店で買われたウォーターベッドについても、メンテナンスに応じています。 ところで、メンテナンス依頼で多い「急な水漏れ」についてですが、ウォーターベッドには万一の水漏れに備え、マット内にセーフティーライナーが入っています。 漏れた水はここに溜まる仕組みになっていて、すぐにベッドの外に水が流れ出すことはありません。 もちろん、住賓館では、ご依頼があった場合には素早く対応していますが、もし即日対応できない場合でも、1週間ぐらいなら耐えられるしくみになっているのでご安心ください。 また、ウォーターベッドについての誤解で多いのが、「水が腐るのでは?」というもの。 しかし年に1回防腐剤を注入しておけば、水が腐ることはありません。 毎年きちんと防腐剤注入を行っていれば、水を交換する必要もありません。 ウォーターベッドは使い続けているとマット表面にエアーがたまってくるため、エアー抜きが必要です。 放っておくとパンパンに膨れてきて寝心地がガクンと落ちます。 特に最初の1年目はたまりやすいので、時々エアーを抜いてあげる必要があります。 住賓館では、メンテナンスのご依頼はもちろん、ウォーターベッドに関する疑問、質問、お悩みのご相談に応じています。 お気軽にメールや電話をお寄せください。 |